薪棚の下でたわむパレット、その耐荷重は?

2020年5月2日

土曜日に先週分の割り残しを薪割りして、日曜日は最近通い詰めているタダ薪提供者さんのところへまた行ってきました。

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そんな感じで5回目回収分を途中まで薪棚に積んだところで異変に気付きました。

ちょっとこれを見ていただきたいのですが、すごいたわみです。

この薪棚は、棚自体はほとんど重量を支えず、その中に敷いたパレットがほぼすべての重量を支えています。このパレットは四隅の高さ7cmのソメイヨシノの上に置いて、地面との接触=腐食を防ぐ狙いがありました。

パレットについて、

  • 元は1100mm×1100mm(通称イチイチ)で、棚に収まるように板を切り、釘を打ちなおしている。
  • 材質は杉
  • 上より下の板が少なく、片面使用形と思われる
  • 板厚15mm(20mmにすると耐荷重1.8倍アップ)
  • 長さ、高さ、板厚、枚数、材質により強度は様々で、完全にはカタログスペックはわからない
  • いずれにしろググった結果、静荷重2tは行けるものだと思っていた

この耐荷重とはどんな基準によるものかというのはよくわかりませんでした。軽トラ5台分が多少過積載だったとしても2tくらいで、その荷重が3つのパレットに分散するので、1パレット単位ではまだ0.7t未満のはずです。

他のブログで、パレットで荷重を支えるタイプの薪棚の写真がいくつか見つかるけど、よ~く見るとたわんでいるかもくらいの感じです。見えないところに支えがあるんでしょうか?

全体としてはこんな感じです。写真を撮った角度により左側はたわんでいないように見えますね。パレット薪棚を作った人たちの写真の撮り方もあるのかもしれません。上の桁があるところまで積みたいんですが、いまの1.5倍くらいの荷重がかかりそうです。

今のところ、もっと強度のあるパレットに変えるつもりはないので、パレットを地面に直置きするしかないでしょうなぁ。来週は手戻りで積み直しか。。。

この方法を貫くなら、貰ってきたケヤキを7cmに切って四角だけじゃなくパレットの底板全体を支えるように配置すればいいのですが、チェーンソーじゃあ相手が短すぎるし、手ノコじゃあ時間かかります。あと、乾燥した広葉樹だと硬すぎて木工用のノコだと刃が途中で挟まって引けなくなってしまいます。剪定用の分厚い歯のノコなら切れるんですが、それでもそこそこ時間がかかります。ゼットソー硬木250なら引けるのでしょうか?レシプロソーが欲しいです。

こういう使い方はダメだというのが伝われば幸いです。


積みなおしました。