ケヤキの玉切りをチェーンソーで縦挽き、からの本実接ぎで一枚板作成2
前回、本実接ぎをすると言いながら、本実接ぎまでまったく到達できませんでした。
今回は刻みまで書こうと思いますが、まずは縦挽きした面が垂直になっていないので垂直にします。

このようにトリマーテーブルに0.5mmの厚さの厚紙を貼り付け、ビットもフェンスから0.5mm突き出たところにセットします。
この状態で何度も垂直にしたい板を押し付ければ0.5mmずつ均されていきます。耳付きが2枚、耳落としが2枚なので均す面は6か所あります。

次、ようやく本実接ぎの仕口の刻みに入ります。取れた板は厚さが40mmくらいなので、13mm、13mm、14mmで凹凸を刻むのがよさそうです。とはいえ、ビットの径が6mmなので、13mmも14mmもなんかやりにくそうです。というわけで12mm、12mm、16mmにしようと思ったのですが、調整のブレがあり最終的に12mm、13mm、15mmに落ち着きました。
このように先の工程で垂直を出した面を下にして板を置き、12mmの深さまで、3mmずつくらい掘り進めます。刻んだ凹凸を嚙合わせて玄翁で叩くとはまっていくような絶妙な幅に仕立てたいのですが、なかなかうまくいきません。ビットを出しすぎて削りすぎてゆるゆるになっちゃいます。仕切り直すたびに削った分を切り落として幅が狭くなっていきます。どうしたもんじゃろのと悩んだのですが、、、

ビット径が6mmなので、このように6mmの板を挟んだ状態でトリマーテーブルのフェンスを固定すればフェンスから12mmのところを削れます。同様に6mmと13mmの板を挟めばフェンスから25mmのところを削れます。図示していませんがフェンスから18mmのところも削る必要があり、これは12mmの板を挟めばよいですね。
6mmと13mmは桐の板でありました。12mmはベニヤ板でありますね。2進法的に、1mm、2mm、4mm、8mm、16mmの板を用意できれば1mm刻みで任意の幅を表現できることになります。
心材に近いところは割れがあるので、

削ってみたらこんなんになってやりなおしたり、
ビットの固定が甘かったようで、削っているうちに浮き上がってしまい、

深く削れてしまったところをパテで埋めたり、うまくいかないところも多々ありましたがなんとか、

絶妙なはまり具合になるように出そろいました。いや~ここまで長かったぜ。
凹凸の6面分に木工用ボンドを塗って、玄翁で凹凸を嚙合わせます。一発勝負なので縦のずれがないように見当を合わせて叩き込みます。

これ以上叩いても入りませんねぇ。わずかながら隙間があります。素人がグラインダーとトリマーだけで製材、加工した板なんで、精度はこんなもんでしょうか。

トリマーで削り出した平面はザッラザラなので、ここから磨いていきます。まず手カンナを軽く滑らせて削れるところを削ります。カンナの引っ掛かりがなくなってきた辺りで40番の布ヤスリ→80番の紙ヤスリで磨きます。ヤスリの時間は3時間くらいやりましたかねぇ。40番の布ヤスリはかなり強力で、トリマーが深く削れてしまった丸い跡もかなり目立たなくすることができました。
続いて、仕口の隙間を埋めます。

このようにヤスリの削り粉とボンドを混ぜて隙間に楊枝で押し込みます。乾いて固まると目減りするので、3~4回塗り直す必要があります。盛り上がったところはノミと200番のヤスリで削り取ります。塗っているときはだいぶ薄茶色に見えるのですが、乾くと焦げ茶色に変わります。
この後、80番と400番の紙ヤスリで磨き、木口を切り揃えたのがこちら、ようやく完成した一枚板になります。

さて、この後は脚を付けてテーブルに仕立てる予定ですが・・・また追々記事にします。
とりあえず、ご家庭サイズの工具だけで製材から本実接ぎまでやると、気合も時間も相当に消費するということがよくわかりました。








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