ホースをワンタッチ化、台所→メタル散水栓→プラスチックコネクターはつながるのか?

2022年3月30日

我が家の薪ストーブですが、ストーブのはずなのに部屋を暖めるのは二の次、いや三の次ですかね。ですです。風呂に使う湯を温めてガス代を節約するのが一番の目的、洗濯物を乾かすのがその次になってしまっています。今目の前にいるちーに聞いたら、もちろん今の時期だって、休日で晴れれば日中に洗濯して外に干すつもりだよって。ホントに??

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話が逸れましたが、風呂の湯を温めるために鍋と銅管熱交換システムに水を汲まなければいけません。銅管熱交換システム

には

これ(のメネジのタイプPT35-1-13)を台所に取り付けて、裸のままのホースをつなげて水を入れていました。しかし、これでは手元で水を止められないので銅管熱交換システムから鍋にホースを移せず、鍋には蛇口から直接水を入れていました。

さて、えー、この度ちーたー家には家族が増えることになりまして・・・今、ちーのお腹が大きく、重い鍋を運ぶのはよろしくないということになり、散水ノズルで水を汲むことになりました。前置きが長くなりましたが、システム改修していきます。

散水ノズルというのはこういうのです。これは鍋に引っ掛けて手を離せるので、今回の用途にはベストマッチです。

これを付けるとなると、今までの泡沫アダプターでは真鍮とゴムの摩擦だけでつながっているので、水圧で外れてしまいます。だから、蛇口側にも

このようなワンタッチ取り外し式のニップルに交換することになります。このタカギのプラスチック製ニップルは非常に優秀で、だいたいどの蛇口にも付属の3つのアダプターのどれかを使えば適合するようになっています。これを買っておけばまぁ間違いないです。でも・・・庭の蛇口ならともかく、台所の蛇口の先っぽがこれって・・・ダサくない?

というわけで台所のおしゃれでメタルな蛇口に合うようにメタルな泡沫アダプターを買いました。

取り付けます。

・・・!適合しません!! こりゃぁやっちまったか?いえいえ、

このようなアダプターがあります。で、

ちゃんと適合しました。

台所など、室内で使うような蛇口だと、先端のネジはM22×P1.25(M22×山20も同じ)という規格になっていることが多いようです。Mは直径で、Pはピッチです。メーカーによってはM22×1.0という規格もあるようです。ちなみにウチはLIXILです。一方、メタルタイプのニップルはG1/2またはG3/4の規格がありました。Gの規格のものは水道管をつなぐときによく出てきます。平行ネジの規格ですね。泡沫アダプターでM22×P1.25をG1/2に変換することができました。

余談ですが、Rで始まるテーパーネジの規格もあります。こちらはテーパー(先細り)になっていて、シールテープを巻いてねじ込むとぎちぎちに締まって水圧に耐えられるようになりますが、平行ネジはゴムパッキンで隙間を塞ぐ必要があります。また、G1/2のメネジの内径は19mmでした。

さて、たーにはもう一つ疑問に思っていることがありました。

それが、タカギのメタルコネクターのパッケージに書いてある「メタルニップルシリーズとセットで」の文句。メタルはメタルとじゃないとつながらないのか? いえいえ、ほら、ちゃんとつながりました。

ホースの方はプラスチックの方が軽くて扱いやすいですね。外で使う場合、プラスチックより真鍮の方が紫外線の劣化に強く長持ちするとのことです。このホースは室内で使うので関係ないですね。

さて水を汲んでみて・・・水漏れします。どうやら泡沫アダプターから漏れているようです。スパナで締めこんでも相変わらず漏れるので、いったん外したところ、ゴムパッキンがずれていました。どうやらM22×P1.25の管は肉厚が薄くてゴムパッキンが安定せず、手で思いっきり締めるくらいの強さでもずれてしまうようでした。コネクターをつなげて水を出して漏れを確認しながら泡沫アダプターを少しずつ締めて、ちょうどいい塩梅を探り、無事水漏れ解決です。

こうして、水を汲む方は重い想いをしなくて済みました。めでたしめでたし。えっ、あったまった湯を風呂に入れる時!? 片手鍋で少しずつすくうしかないかなぁ・・・