夏ミカンの剪定、感覚がいまいち掴めない2020

2020年5月6日

今年もまた剪定の季節がやってきました。昨年の夏ミカン剪定は花が咲いてしまっていたので、今年は実を取りきったらすぐ剪定する心構えでいました。今シーズンが暖冬だったこともあり、例年より早めに摘果して売り切ってしまいました。

ちなみに昨年の記事はこちら。

写真は残していませんが、結実具合としては、多すぎました。成り年だったのかなぁ? よくわかりません。特に上のほうになった実の数が多くて、栄養が分散し小ぶりになってしまう傾向がみられました。剪定方法を調べてみると、成り年の次はあまり切らないと書いてありますが間引き剪定で切っちゃいましょう。

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まずは昨年の剪定後の写真から。

こちらが今年の剪定前。

角度が違うからよくわかりません。けど昨年剪定後があまり透かせてないからなぁ。

で、実際登って改めて見てみると、新芽はいっぱい出ていました。そして小さな蕾もできてきていました。今回分かったこと。(ちょうどいい剪定枝があったので撮ってみました)

  • 下に垂れてきている枝先のほうが蕾が多い
  • 逆にまっすぐ上に伸びる枝には蕾がつかない
  • 実がなる年では、その枝に芽は出ないが、翌年は実の手前から新芽が出る
  • 実がなった枝の手前で分枝していた方に蕾がつく傾向にある

昨年調べたことと、今回分かったことを踏まえて、

  • 下に垂れてきそうな枝ではたくさんの実を維持できないと思うので、蕾は半分くらい残す
  • 完全に下向きに伸びた枝は手前の方からノコでバッサリ切る
  • まっすぐ上に伸びる枝はバッサリ切る
  • 前回実が付いた枝は切る

あとは日の差さない内側で生えた枝とか、虫食いっぽい丸まった葉の枝とか、葉の密度が低い枝とか、枯れた枝とかは分かりやすいです。バッサリ切ります。

そのうえで、透かし剪定として込み合ったところを昨年より強めに切ります。

剪定後。昨年よりだいぶ木漏れ日を感じるようになりました。

これで来年どうなるかですね。まだ探り探り。