夏ミカンの剪定、感覚がいまいち掴めない。

2022年4月3日

今年もたくさんの実をつけてくれて、無人販売で野菜と一緒にたくさん売れました。ちなみに3つで100円。全部の実をとったところで剪定しなければと思っていましたが、登ってみたらもう花が咲いていました。若干時期が遅かったかもしれません。

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ここ最近は毎年まあまあ甘い実をつけるようになったのですが、子供のころはすんごく酸っぱかった印象があります。生け垣(埼玉の方言で「くね」)を超えるくらいの高さになって、当たる日の光が増えて体調がよくなったのかもしれません。

これが剪定前。脚立や生け垣よりも下に伸びた枝がこんなにあります。こういう枝に実はつかないのでバッサリ切ります。そのうえで透かし剪定するのですが、強剪定はいけません。この感覚がまだいまいちわかりません。来年の結果数をみながら身に着けていくしかありません。

そもそもいつ剪定するかもあまり情報がありません。Google先生は夏ミカンの剪定時期を聞いても(温州)ミカンの剪定時期ばっかり教えてきます。いろいろ外れ情報も見ながら見つけた情報としては、4,5月に摘果するような場合は摘果後すぐに剪定するのであっているみたいです。

最初に書いたけど、登ってみるともう花が咲いていました。いい匂いです。なるべく花は落とさないように剪定します。奥に見える赤紫のやつは「くねかり」篇で刈った生け垣です。

夏ミカンは刈込鋏ではなく剪定鋏で切っていきます。木の上に登って切るのに、両手で扱うのは難しすぎるので刈込鋏は無理です。使っているのはコレ。ホームセンターに売っている岡恒も有名で使い勝手もいいみたいで、お手頃価格ですが、ちょっと奮発してグッドデザイン賞の「宗家秀久」を選んでみました。 剪定鋏もいくつかのメーカーからいろんな形のが売られていて、見ていると迷ってしまいます。

使った感じとして、この秀久は実際手にはよく馴染みます。ミカンの硬い枝でもスパンスパン切れるし、当然クロマツもよく切れます。クロマツの場合、松脂で動かなくなってしまうので、木の上にKURE 5-56を持っていって、動きが鈍くなったら松脂を取り除きます。この話はまた11月ごろすると思います。

なるべく花芽は落とさないように注意して切ったのですが、込みすぎているところだと花芽ごと切らざるをえないところもありました。こんなに花が付いているのにもったいない・・・

これが剪定後。下の方はだいぶすっきりしましたが、光の透け具合はあまり変わらないように思えます。上もそれなりには切りましたが、花芽を残すと切る量が少なくなってしまいます。

摘果するのと同時に剪定するといいという情報もあり、なるほど、来年からはそうしようかと思いました。

剪定方法はいろいろ調べた情報系サイトの方法に従います。

  • 下の方に伸びた枝は切る
  • 強剪定はしないけど、内部に日が差すようにする
  • たくさん実が付いたと思った年はたくさん切る、逆にあまり実が付かなかった年はあまり切らない
  • 花芽は残す
  • 前回実が付いた枝は切る
  • 夏枝、秋枝は切る!?

夏枝、秋枝は切るというのがあるのですが、これがよくわかりません。夏や秋に伸びたばかりの枝を観察すればわかるようになるのでしょうか?