サカキを人力でズッコン抜根、からの移植

2021年2月28日

新生児がいるとなかなかブログを書く時間が取れません。ちーを寝かせて、エクレアの様子を見て、騒ぎ出したところでミルクをやって自分も寝るという生活そしていると寝るのが午前二時で寝不足になり、書く気合が湧いてきません。とはいえ16日もほったらかしだったので頑張ります。

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今回はサカキの抜根と移植の話題です(サカキといっても、関東地方で生育できるのは若干寒さに強いヒサカキになるようです)。こういう木に負担をかけるようなことは厳冬期を避けた晩秋~初春がお勧めです。今は・・・厳冬期ですね。。。でも実はこの作業をやったのは11月でした。移植に興味ある皆さんも厳冬期の移植は避けましょう。

以前、ツツジの抜根について書きました。

ツツジが繁茂しすぎて困っている人が多いのでしょうか、この記事、ラダーレールの次に人気です。このとき残しておいたサカキとヒイラギですが、ブルーベリーをもう少し広く植え替えたいので邪魔になりました。ヒイラギも株分けしたちっこいのが無事家の北側に根付いたようなので、近いうちに抜根します。

まずはがっつり剪定します。引っこ抜くときに根っこが切れて少なくなるので、葉も合わせてその少ない根で維持できる量に切り落とします。隣のヒイラギも作業中に葉っぱがチクチク刺さって痛いので剪定しました。

そして周りから少しずつ掘り進めていきます。移植するのでなるべく根圏は大きく残したいところですが、範囲が広くて大変です。ま、がんばっぺ。このサカキは隣のヒイラギ以外は根っこが干渉する木がないので、斧で耕して根っこを切る必要はありませんでした。しかし、根圏を大きく残す分、スコップで下からしゃくうのが大変になります。ここで、前回もやった「株の下に潜り込ませたスコップをハンマーで叩く」作戦ですね。今回の大成功でした。が、あまり強く打ち込むとスコップが破れます。普通の足で踏む使い方をする分には問題なさそうですが、ちょっと壊れかけました。

写真がブレブレですね。格闘すること3時間、日暮れ前になんとか引きずり出し、薄暗い中で収めた写真です。お、重い。このあと、植わってたところの土を埋め、代わりに植え替え先を掘り、こいつを植えて終了です。完全に真っ暗になりました。

翌朝。朝日を浴びる小さなサカキです。無事角っちょの邪魔にならないところに植え替えることができました。

ツツジやサツキは次々に株が地面から生えてきて勢力を広げます。それに比べると、幹一本独立したサカキの方が、単純に引っこ抜くだけなら楽ですね。とはいえ、根圏を大きく残そうとすると大変でした。