不定期投稿、樹種別薪割りレポ6「スポンジ・クヌギ」

割りづらさ:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(ラクショー)

クヌギ、ナラといえば火持ちが良く、はぜる音も楽しめて、いかにも薪って感じですが、同時に里山の木でもありますね。ウチのあたりじゃあ、もう里山はなく、クヌギやナラはあまり見かけません。公園やマンションにちょこちょこ生えていますが、こういうのは切ったとしても行政や管理会社が即日処理してしまうのでウチに回ってくることはありません。今回手に入ったクヌギは個人宅の屋敷林の一部で大木を2mくらいの高さで切ったまま腐朽が進んでいたものを、改めて下の方から切り直して手に入ったものです。

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腐朽が進んでいるとはいえぶっといし、もんのすごく重かったので、薪として使える部分は十分残っていそうです。ではいってみましょう。

ムクノキの薪割台からはみ出てますね・・・。

これだけの大きさがありますが、3撃で両断。

心材部分はスポンジ状~完熟堆肥になっていました。真っ黒な部分は畑に撒けば何か効果ありそうです。引き続き細かく割って、

ピザカット完成。カシ、シイ、クヌギと割ってみて、ブナ科は全般的に割れやすい上、スポンジ状になっているのでザクザク斧が入っていきます。そして素材自体が割りやすいと、少々の節があっても構わず斧を振れば割れてしまいます。

というわけで評価は1、ラクショーということにします。前回のレポートで思い当たるのはシュロと書きましたが、同じくらい簡単なのが来ました。スポンジ部分は既に十分乾燥した状態なので、ほっとくと砕けるし、さっさとストーブにくべちゃいます。