踏み台製作、あられ組み継ぎ、蟻組み継ぎに初挑戦2
前回はあられ組の片側を手刻みしている途中で終わりました。
今回はその続きです。全ての枠を刻んで噛み合わせを見ていきます。ぐっと押し込んでみると、ここが狭くて入っていかないなというのが見えるので、そこをやすりで削ります。少し削ってまた合わせてを繰り返します。
幅は合わさったかなと思っても深さが浅い場合があるので、そこも削っていきます。ようやく12mm幅、13mm深さで削れました。
焦げているのはトリマーで仕上げたところです。トリマーの進め方が遅いと焦げてしまいます。紹介が遅れましたが、トリマーはRYOBIのTRE-40を使っています。取り立てて不満はなありませんが、ベースの角度を変えられないので、蟻ビットでは賄えない大きさの蟻加工をするときなど、冶具を工夫しないといけない場合があります。BOSCHやマキタのトリマーは角度を変えられるベースをオプション販売しているようです。
続いて貫を刻みます。こちらは蟻組み継ぎにするが、やはり初挑戦。片側はトリマーの蟻ビットで2か所ずつ削って終わり。だが、プラモールで添わせることができないので、壁を平行に動かすことができなかったようで、削って確認してみたら湾曲していました。でも、やすりで微調整すればよいです。
こちらも刻みが終わったのですが、最初に刻んでいたところが失敗しました。
きついまま押し込んだら割れてしまいました。なるほど、この繊維方向だとはめたり外したりの作用が働くと弱いんですね。とりあえずそのまま進めることにしました。ほかの場所はもう少し余裕をもってすぽっとはまるまで削りました。あられ組と違って、摩擦だけではなく広がりによっても固定できるので、ぎっちぎちにする必要もなさそうです。
で、一応組みあがりました。あられ組のところが浅くてへこんでいます。13mmの深さで刻んだのですが、それでは手刻みのブレで実際にはぴったりはまりません。これに気付いて蟻組の方は14mmの深さで刻みましたが、こちらは少し飛び出ました。少し飛び出るように刻んで、はめ込んだ後で削るというのが正しい方法のようなので、あられ組の方も14mmの深さで刻むべきでありました。
さて、使用感は・・・ぐらつく。一段目は問題ないが、二段目がだめです。しかもそのぐらつきであられ組が緩んでしまいます。こりゃあ二段目側の貫をもう一本足さないといけませんね。
今の状態でも使えなくはないが、3回目に続きます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません