「薪割クラブ2020」に行ってきた。

2022年4月1日

今日は小雨が降ったりやんだりというような予報で、当日もだいたい予報どおりです。でも薪割クラブ2020は中止しないだろうなと。で、Facebookから開催する報告が投稿されたので行ってきました。

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「薪割クラブ2020」の今年の概要はこんな感じです。

https://www.herofield.com/event/cat427/008958.html

まずはハスクバーナのどでかいチェーンソーがお出迎えです。

会場はブースごとにタープが張られていて、小雨程度なら問題なく見て回ってワークショップにも参加できます。やっていたことは大体本家サイトのとおりです。薪割りブログということで、気になっていたのはやはり薪割り体験(500円)です。いろいろな斧を使ってみたいからね。本家サイトでは「 本格的なスウェーデン製西洋斧 」と書いてありますが、これはグレンスフォッシュ・ブルークスのことでした。あと、隣の玉切り体験をやっているハスクバーナのブースにも斧が置いてあって、こちらもハスクバーナの担当に言えば貸してくれました。

「 マンツーマンでスタッフがサポート 」してくれるのは・・・まぁそのとおりなんですが・・・言っちゃ悪いがスタッフが二人ともドシロート。スタッフがパコーンと割れるだけの実力がないのに教えているもんだから、客の方も当然パコーンと割ることもできず、激遅振り下ろしでへにょっと玉に当たって割れずというのをみんなで繰り返しているのは見ていていたたまれません。

しかも目の前のおっちゃんは枝分かれ玉(通称パンツ)を選んでしまったもんで、なかなか割れず、全然自分の番が回ってきません。玉に1/3くらいの亀裂が入っているのに相変わらず刺さった斧を抜いて振り下ろす(しかも激遅)もんだから力が伝わりません。そもそもその亀裂もスタッフが斧をハンマーで叩いて作った亀裂です。もう見ていられなくて、「斧に刺さったまんま振り上げて思いっきり玉を打ち付けるんじゃい!」ってたーがお手本見せたんでしが、残念ながら刺さったまま振り上げるだけのパワーがないようで・・・結局斧抜いちゃいました。そうじゃね~YO!!

いろいろ悪口書いちゃいましたが、さんざん待って、結局割れないままたーの番が回ってきました。で、ハスクバーナのブースから、これは!と思ってお借りしたのがこちらです。

2500Aって書いてありますが、斧頭が2.5kgなのでしょうか?鍛造ではなく鋳造の刃(抜き刃物って言うのでしょうか?)で、その分値段も安いとのことです。洋斧の中で断然安いハスクバーナにさらに廉価版が出るってことです。春から取り扱い開始とのことで、まだホームページには載っていません。ちなみに全体像(といっても柄の先が見切れた)はこちら。

ヘリテイジのような柄の形で振り下ろしやすいです。薪割りの感じとしてはパッコンという感じ。ほぉ~気持ちいい。線形に分厚くなる斧頭の形状でそう割れるのでしょうか。もちろんイベント用の玉なので、手ごろなサイズだし枝分かれも節もないものばっかりだから、扱い慣れていれば大概の斧なら一発で割れます。(枝分かれ玉は前のおっちゃんのだけだった)ちなみにたーはハスクバーナの従来品の薪割り槌を使っています。斧頭の形状は同じ写真に写っている従来品と似たような形で、その形状故かバキっという感じで割れます。渋い割れ方であまり爽快感はありません。

あと、従来品の刃は直線型、一方新製品の刃は湾曲型(おたふく刃)。ハスクバーナのスタッフによると、直線型は玉に垂直に落とさないと割れないけれど、おたふく刃だと円運動の動きでも割れるので扱いが楽とのことです。これいいかも。

刃の硬さとしては鍛造品が優れていそうに思いますが、どうなんでしょう。

あと、ハスクバーナの斧に付いてくるタグを見ると、玉に斧が刺さった状態でハンマーで打ち付けるのは禁止と図示してあります。これって、ハンマーの方が斧より硬い故に斧が変形してしまうからとのことです。クサビは斧よりもだいぶ軟鉄なので、薪割り槌をハンマー代わりに打ち付けても良いんだそうです。だから、玉に薪割り槌が刺さったら逆さ割りなんかしないで、これから割る予定の玉で打ち付けてやるのがいいんだそうです。広い意味でバトニングってやつですね。

チェーンソーの話も聞いてきました。ピッチに隙間を開けずに刃を付けたタイプのソーチェーンがあって、これだと出力の弱い電動チェーンソーでもめっちゃよく切れるらしいです。けど、使うにはバーとドライブスプロケットの交換が必要になり、今使っているHiKoki製には付けられないらしいです。残念。

調べてみると竹用のソーチェーンは刃の数が倍になっているようです。これを玉切りにも使えば早いのかもしれません。

薪割り

Posted by たー