薪ストーブのガスケットロープ交換

2022年4月2日

最近、ようやく涼しくなってきましたね。これくらいになるとウチのことやる心の余裕が出てきます。周りは畑なんで外にいると蚊がわんさか寄ってくるのですが、最高気温25℃くらいだとなんだか動きが鈍くて体にたかった瞬間を狙えば簡単に仕留められます。そんなわけで堆肥枠を防草シートで覆ってきたのですが、その話はまた後で。今日は題名の通りガスケットロープを交換しました。

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ガスケットロープは数年に一度、へたってきたら交換しましょうと書いてありますが、2シーズン経ったウチの薪ストーブのガスケットロープはというと・・・

ほぼ切れかかった状態。2年で交換だと早いな~。もともとへたりかけのやつを掴まされたのかな~?ガスケットロープは通販かジョイフル本田でないと売ってないかなと思っていたら、近所のシマホに売ってましたよ。とはいえホンマとはもう契約を終了しているので、今店頭に並んでいるのがなくなれば終わりとのことでした。 とりあえずコメリがアップロードしているYoutubeでも見ながら交換しましょうか。

ガスケットロープの交換に必要な道具、材料はこれらです。

  • マイナスドライバー
  • 金属ブラシ
  • スパナ
  • ハサミ
  • ガスケットロープ(1m×2)
  • 耐火パテ
  • セロハンテープ

ロープがしっかり張り付いていて素手やマイナスドライバーでははがれなかったので、スパナで引っぺがしました。動画にあるようにロープを引きはがした後のカスをマイナスドライバーで削ぎ落すのですが、これ、結構時間がかかります。扉2枚で2時間以上かかりました。耐火セメントってこんなにゴム質なのでしょうか?元々どんなもので固定していたのでしょうか?

ゴリゴリこすってもゴム質がなかなか剥がれない。

ゴリゴリこすってゴム質を少し剥がして指でつまみ、最後のカスを金属ブラシで取り除いて何とかここまでできました。

さて、ようやく新しいガスケットロープを敷き詰められるぞ。ガスケットロープはまぁ定番であろうホンマ製作所のやつです。

耐火セメントは売ってなかったので、接着剤コーナーで物色して耐火パテというのを見つけました。

これを専用の耐火セメントの代わりに使ったというレビューもあるのですが、Yahoo知恵袋によると粘性の違いで使えなかったという経験談もあり今回はやめておきました。代わりに買ったのがコレです。

1000℃まで耐えられるという点で十分です。材料はケイ酸アルカリということできっとセメントみたいなもんなんでしょう。粘性はというと、これで本来のマフラーパテとして使用した動画を見た感じではよさそうだったので、これに決めました。

これを使うにあたり、水を付けるのがポイントとのことです。「チコちゃんに叱られる!」でもやっていたけど、「接着剤がくっつくのは・・・濡れるから~~~」ですね。無機系の物質を接着剤として使うには、外から水を与えないと駄目なようです。実際、マフラーパテを出してみたら、最初に水分だけがダラダラと流れてしまいました。マフラーパテと水とガスケットロープをぐちゅぐちゅに浸してファンデルワールス力を発揮させることで接着するということですね。

そんな感じでぐちゅぐちゅにくっつけたのがこちらです。右側は1mだと余るので切断部をセロハンテープで巻いて、ハサミで切りました。左側は1mちょうどになるように作ってあるっぽいです。このまま剥がれないでいてくれるか心配です。ある程度固まるまで24時間、そしてその後、熱をかけることで完全に硬化するらしいです。今シーズンの点火まで結果は分からないということですか。

2枚とも完成の図