薪集め、エレキギター篇

2020年5月3日

近所の父とお付き合いのある方から打診がありました。息子がエレキギター屋さんで、エレキギターの端材が大量にあるので、薪にどうかと。こうやって勝手に薪が入ってくるというのは嬉しいですね。

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薪をどうやってタダで手に入れるかというのは薪ストーブやっている人は全員悩みどころだと思いますが、解決策の一つとして端材というのがあります。ウチの近くは木工屋さんも結構多く、今まで3件からもらったことがあるし、職業はわからないけど足場に使う板が廃棄物になるので薪にどうかと打診されたこともあります。

たー「ギターか、材質って何なんだろう?」

父「スプルスあたりじゃないの?」

たー「楽器に使う材木ってもっといい広葉樹使うんじゃないの? カリンとか。」

父「カリン!? そりゃ高級すぎないか?」

そんな感じで下馬評が議論されましたが、実際にいただいたのはこちらです。ちなみに父は音楽が趣味でクラリネットやソプラノサックス、シンセサイザーなんかをやっています。父の音楽の経験は生かされたのでしょうか?

届いたのがこちらです。これで半年分らしいです。軽トラで来るところは見逃してしまい、荷下ろしはちーがやってくれましたが、軽トラの荷台で摺り切り一杯分くらいはありそうです。なんか見慣れないものがあるなと縁側の窓からマカロンが覗いています。

で、材質は・・・色が濃いのはブラックウォールナットっぽいですな。薄い色のはちょっとわかりませんでしたが、 https://guitar-hakase.com/5172/に載っている中では、木目が幅広っぽいのはメイプルで細かい感じのはアッシュかなぁ? 木乾比重は0.66、0.69、0.70ということで薪に使うにも申し分ありません。

薪ストーブの幅の37cmに合わせると、ちょうどくびれのところに当たります。こりゃあ長さ調節が楽でいいですね。

この日は5月ながら気温が30℃超え。日向は暑いので玄関の軒下で片づけました。

端材だとあまりぶっといのは望めませんが、今すぐ薪が必要になった冬場でもすぐにストーブにくべられるのがメリットですね。なんたって、人工乾燥したものが仕入れられて、端材になるまでさらに自然乾燥させられるんですからね。含水率計で測ると軒並み0.1%を記録します。焚きつけ後、天板温度で200℃以上に持っていくときの中継ぎとして活躍してもらいます。