不定期投稿、樹種別薪割りレポ8「シュロ」

割りづらさ:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(楽勝)

これは先週切ったシュロではなく、2年くらい前に切って、処理するのが嫌になって放置しておいたやつです。置いといても腐らないし、シュロばっかり何本も並べておいても 場所取るしってことで、重い腰を上げて一本処理することにしました。

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シュロは一回割ったことがあり、簡単に割れるのは分かっているのですが、その前に玉切りするのが億劫です。チェーンソーはシュロ皮が絡まって壊れそうですし、手鋸でもまともに切れません。もう面倒なので、手鋸で半分くらい切ったらあとは斧で叩いてぶった切ることにしました。

それがこの切り口です。斧で横方向に切れちゃうくらい柔らかいってことです。では改めて縦に割りましょう。セイッ!

大して振りかぶらなくても簡単に突き刺さりますね~。あとは斧を刺したまま餅つきみたいにスッコンスッコン打ち込めば剥がれます。割れるのではなく「剥がれ」ます。最初の一発で割れるのですが、シュロ皮が粘るのでなかなか分離しないんですね。まったくどこまでも世話が焼ける・・・

しかも、2年経ったはずなのに切断面はまだたっぷり水を含んだしっとり感。今ストーブにくべたら温度が下がりそうです。でも邪魔なんで、なるべく早く燃やそうと思います。まったく使えねぇなぁ~。

ちなみに、上の方はこんな感じで稲わらを束ねたようになっています。成長とともにみっちり集まって幹になっていくんでしょうね。これを見ると、そもそもシュロに幹という概念があるのか疑問になってきますが。