剪定した松葉の利用方法

今年も松を剪定する時期がやってきました。ウチには4本の松があるのですが、3本を一日で仕上げ、あとはツリークライミングとチロリアンブリッジが必要な1本を残すのみです。

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で、ですね、剪定というのは木を切るだけでなく、切った枝葉を片付けるまでが剪定なのです。切った松葉を何とかしなければなりません。ところが松葉はなかなかに厄介者です。どれくらい厄介化というと・・・

  • 堆肥化しない、堆肥枠に入れておいてもいつまでも緑色のままで腐る気配がしません
  • 一度に燃やせない、ウチのあたりは市街化区域で野焼きにはうるさい上に、松葉は煙がたくさん出ます
  • ゴミ袋代がバカにならないほど大量に出る

いろいろ調べましたが、松葉は昔から焚きつけに使う以外有効な利用方法がないようです。堆肥化プロジェクトをやるサイトもありましたが、個人でやるには荷が重いです。

とりあえず、薪ストーブを点火する際の火口(ほくち)としてはよく燃えて大変に優秀なので、その分は確保しておきましょう。

左が去年の剪定したものです。剪定してすぐはまだ水分が残っていて燃えにくいのですが、今年の剪定分が乾燥する前に薪ストーブを使う時期が来てしまうので、去年のを少し残しておきます。

で、それ以外の松葉は・・・こうします。

庭のブルーベリーの周りにマルチング(被覆資材)として敷きました。ここだけではまだ松葉が余るので、敷地内の雑草が生えてほしくないところにも敷きました。見通しとしては4、5年かければ敷地内をだいたい被覆できそうです。そのくらい経てばさすがに最初に敷いたところは土に還るんじゃないかと思っています。土に還ってきたところにまた新しい松葉を敷いてやりくりします。

ブルーベリーは酸性土壌を好みます。一方松葉は堆肥化すると酸性になるって言われています。丁度いいですね。

ちなみにこちらが今年剪定した松のうちの1本。伸びさせず枯らさずが大事です。