斧技披露、限界突破!「最長軌道最加速度割り」!!
ド猛暑になり、涼しくなってきても土日の天気が悪かったりで、娘(マカロン)のプールとブランコとスマホゲームに付き合ってばかりで一か月近く更新が開いてしまいましたが、たーは元気です。今日は前日の天気予報に反して雨が降らなかったので薪割りできました。そして斧技の撮影もできましたので紹介します。
今回紹介するのは題名のとおり限界突破!「最長軌道最加速度割り」!!
斧を最長の軌道で振り回し、筋力と重力により加速度を最大限に得ることで薪に絶大なるダメージを与える大技であります。要約すると、体に強い負担がかかるのを覚悟で全力でぶっ叩くってことです。しかし、全力を込めてもその力が逃げてしまっては意味がありません。大技は体力ゲージの減りが激しいし、ゲームと違って現実世界では最低一日休まないと体力ゲージが回復しません。何度も繰り出せるわけではないので、なるべく効率よく薪(玉切り)に力を伝えたいものです。
というわけで、力を効率よく伝える斧の振り方を説明させていただきます。ただし、前述のとおり体に負担がかかるのでご注意ください。やりすぎて本当に限界突破した場合、一週間くらい動けなくなるかもしれません。
仁王立ちで狙いを定める
まずは仁王立ちになって狙いを定めます。打ち込むときには膝を落とすこと、腕が伸びきることから、この時点で定める場所より奥にミートします。それを見越して、打ち込みたいポイントより手前5cmくらいに定めておくとよいでしょう。
斧を振り上げる
そのまんま振り上げるとテコの原理で重たく感じるので、このように腰を落とし、斧頭の振り上げの高低差を少なくして斧を縦に上げます。ここからは斧をほぼ真上に上げるだけなので、テコの原理は働かず、斧の重さそのものを上げるだけで楽になります。
片手を斧頭に近いところに持ち替えても楽に持ち上がりますが、このやり方だと同時に足を前に出すことになります。全力で打ち込むと狙いは定まりにくいものです。これから全力で打ち込もうというときに、一度定めた足の位置をずらすのはよくありません。
斧を体の横から回して背中に持ってくる方法もありますが、このやり方だとバックスイングすることで生じるバネの力が死んでしまうので、全力を込められません。
バックスイング!
背中に斧頭が当たるか当たらないか、ギリギリまで振りかぶります。というかよく背中に当たります。。。
そして同時に背中を反らせて力を溜めます。
仁王立ちか、片足を前に出すか?
仁王立ちは初心者、片足を前に出すのが玄人です。片足を前に出したほうが、ちょっと振りにくいものの振りかぶった時に背中の反りが抑えられて体への負担が少なく、効率よく何度も振り回せるからです。しかしながら、「最長軌道最加速度割り」は、体への負担は覚悟で背中を反らし全力で振る技なので、仁王立ちにします。
背伸びしてからの沈み込み
コマ送りで見てみましょう。なるべく高いところから振り下ろしたほうが威力が増すので、一コマ目で背伸びして高さを稼ぎます。あとは腰を落とし、膝を曲げ、体幹の力に重力を加えて全力でぶっ叩きます。コマ送りで見ると、3コマ目で斧が縦になった時、既に体は曲がっているので、重力を最大限に使い切れていないのかもしれません。背伸びしたときに斧が縦になった方が威力が増すのか、それとも動作の流れが滞って人間工学的に力をロスしてしまうのか、ここはちょっとわかりません。
で、実際薪は割れるのか?
割れないやつは山ほどあります。(ウチは薪割り機がないので、そういうのはクサビを使うか、チェーンソーで縦挽きするしかないです。)しかし、普通の割り方では割れないけれど、「最長軌道最加速度割り」なら割れるという場面は何度もありました。
それでは、体力ゲージが限界突破しない範囲で、今日も全力でぶっ叩きましょう。ではまた。
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