割りにくい薪、その割り方必勝法

2020年5月2日

薪割りは基本的に元口(根本側)を上にして打ち込むべし。これは他のいろいろなブログを見ても書いてあります。しかし・・・

お判りいただけるだろうか、おそらく根元に近いところであろう、このグイっと湾曲した枝。これを見て思ったのは「はじめの一歩」の一歩VS真田戦で真田が放った「燕返し」を一歩がガードした一コマ。

きよの漫画考察日記で画像がアップされている。

まさにこんな感じのガードの硬さを感じます。(顔に対してグローブがでかすぎる)

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前置きが長くなりましたが、こいつを斧だけで割ろうと思います。ヤルゼ(`・ω・´)

まずはよく観察します。といってもアプローチは二つしかありません。あえて十字ブロックをぶっ叩いてガードを崩すか、十字ブロックから遠いところをぶっ叩くか。まぁとにかく両方やってみましょう。

十字ブロックを崩すアプローチ
遠いところから攻めるアプローチ

今回は遠いところから攻めてうまくいきました。といってもこの打ち込み痕を見ればわかるとおり、既に20撃以上は打ち込んでいます。

打ち込んでいる方向からかなり逸れて割れたましたが、割れたところにも打ち込んでいました。癖玉を相手にしていれば自然とそうなりましょうが、なかなか割れないときはポイントをずらして打ち込んでおいた方がいいです。綺麗な形に割るために敢えて正中線だけをぶっ叩くこともあるんですけどね。

改めてガードの硬いところを攻めたら、ガードを崩しておいたのと割れて細くなっていたのとで、一発で斧が入りました。

ここまできたら再び玉を寝かせて完全にガードをぶち破ります。完全に斧が入りました。

ちなみに、このように玉を寝かせて横から割る技を、必殺「オノヨーコ」と呼んでいます。慣れないと、打ち込んだ時に玉が吹っ飛んで斧が横に流れたり、玉がバウンドしたりしてなかなか上手くいかないです。そこそこ高度な技なんです。

コツは、打ち込むときに腰を落とし、斧の刃全体が同時に当たるようにすること。当然だけど当たれば斧が横に流れてしまうような端っこ部分を打たないこと。正確なコントロールが必要なのです。

さて、本題の割りにくい薪を割る必勝法ですが、【割れるまでひたすら打ち込む】こと。それだけです。必勝法はあっても楽勝法はない。打ち続ければいつかは割れる。少しでも楽に割るために、薪の形状を見極め、強いところ、弱いところを分析して挑むのです。

まぁこんな感じで、「割りにくそうな薪を残してしまうと、他の人も持って行かずに提供者さんが困ってしまうと思うので、なるべく選り好みせずに持っていきますよ」と提供者さんに言ったところ、「そういうのはここで燃やしちゃうから持ってかなくていいんだよ」だってさ。Ω\ζ°)チーン。。。

先程、必殺「オノヨーコ」を紹介しましたが、薪割りには他にもいろいろ技があります。この動画が参考になるので見てみてはどうでしょうか。

ちなみに、この動画の中では必殺「オノヨーコ」は出てきません。田舎のえこっぴ(投稿者)さんに知っていただきたいな。